ヤクルト・村上がサヨナラ満塁弾「いい感じにとらえた」広島はスコットでまた敗戦

9回、サヨナラ満塁本塁打を放ち、ガッツポーズのヤクルト・村上(右)=撮影・西岡正
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 「ヤクルト9-5広島」(2日、神宮球場)

 劇的な幕切れだ。5-5で迎えた九回、無死満塁。広島・スコットから四球と連打で無死満塁とし、打席には4番村上。左中間へのサヨナラ満塁弾で試合を決めた。今季2度目のサヨナラ勝ちで3位浮上。19年5月18日以来411日ぶりの貯金生活を、チーム一丸でつかんだ。

 村上は「満塁で回ってきたので何とか点を取ろうと打席に入りました。素直に嬉しいです。いい感じにとらえたので行ったのかなと思いました。開幕戦で満塁で回ってきたときに三振をしてしまったので、その借りは返せたかなと思います。まだ試合は始まったばかり。これから先どんなことがあるか分からないですけど、流れに乗って頑張りたいです」とヒーローインタビューで話した。

 先制されて追い付き、突き放されてまた追い付いた。4点先制されたヤクルトは、四回に西浦が同点2ラン、さらに1点リードを許した七回、またも西浦がソロを放ち同点としていた。

 混戦極めるセリーグで、高津ヤクルトは今季2度目のサヨナラ勝ち。3位浮上。19年5月18日以来の貯金生活を、チーム一丸でつかんだ。

 1死もとれずサヨナラ被弾したスコットは、21日のDeNA戦では1点リードの九回に登板。このときも無死からの4連打でサヨナラ負けを喫している。

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