中日・高橋が執念Vけん引 チーム4年ぶり快幕!4時間49分の死闘

 「ヤクルト7-9中日」(19日、神宮球場)

 雨でぬかるんだ本塁に突入してヘッドスライディング。泥まみれのユニホームで「ヨッシャー!!」と叫んだ。1点を追う四回無死二、三塁で三走の主将の中日・高橋が京田の浅い左邪飛でタッチアップ。ホームを陥れた。

 第2打席の四回先頭で中前打を放って今季が“開幕”すると、五回2死一塁では右翼線二塁打。七回無死一、二塁からは右中間を破る適時二塁打を放って猛打賞だ。守備では五回に人工芝で足元を取られながら好捕。昨季ゴールデングラブ賞に輝いた看板通りにアウトにしてみせた。4時間49分の死闘の末、4年ぶりの開幕戦勝利を呼び込んだのは、紛れもなく高橋だった。

 同点の延長十回無死満塁から代打・堂上の中犠飛で勝ち越し、阿部の左前適時打で突き放した。先発野手全員安打。18安打は一昨年5月以来2年ぶりだ。

 「新型コロナウイルスのことも考えますが、グラウンドの上では勝つことだけ考えています」と高橋。“withコロナ”で船出した2020年の与田竜。その中心には高橋がいる。

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