プロ注目のNTT西日本・大江 4球団スカウトの前で好投 虎スカウトも「上位候補」

 「オープン戦、Honda鈴鹿8-4NTT西日本」(18日、NTT西日本淀総合運動場)

 今秋ドラフト候補のNTT西日本・大江克哉投手(23)が、Honda鈴鹿とのオープン戦に4番手として登板。4球団のプロスカウト陣が見守る中、2回を1安打無失点に抑える好投を見せた。

 六回、先頭に内野安打を許したが、三振と盗塁阻止の併殺などで無失点に切り抜けると、七回はあっという間に三者凡退。この日最速の147キロの直球に加え、チェンジアップなどの変化球で相手を翻弄(ほんろう)した。

 普段は主に先発起用の大江だが、この日は5点ビハインドの六回からマウンドへ。さらに、雨で足元の状態も悪く、万全の状況とは言えなかったが「自分が投げるときは、結構天気が悪い日が多いので…(笑)」と、しっかりと実力を発揮。

 視察した阪神・熊野スカウトは「さすがだなと。真っすぐも走ってるし、コントロールもいい。まだこれからですけど、即戦力を期待して上位候補として見ていきたい」と高く評価。今後も注目していく考えを示した。

 大江は、20日の阪神とのプロアマ交流戦で先発を予定しており、プロ相手に結果を残せば夢がグッと近づく。「プロの方たちをどう抑えていくかが課題になると思う。(結果を出すのは)1試合だけではダメなので、継続して出せるようにしていきたいです」と力を込めた。

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