楽天・則本 5回80球1失点「イニングと球数を投げられたのは良かった」
「練習試合、ヤクルト1-4楽天」(12日、神宮球場)
開幕投手の楽天・則本昂が5回1失点で開幕前最終登板を終えた。「直球がシュート回転して高めに浮いていた」と振り返るも、カットボールを効果的に使い失点は初回の山崎のソロのみ。「イニングと球数を投げられたのは良かった」と手応えを得た。
前回登板でノーワインドアップのフォームを試したが、この日は無走者でもセットポジションの投球。「試行錯誤している。自分に合ったものはどれかなと」とベストなフォームを追い求めている状態ながら、予定の80球で5回を投げ切った。
「バランスは良かったが、まだうまく使い切れていないところはある」と則本昂。調整期間の短さから開幕戦でも球数は制限されそうだが、勝利だけを求めて自らを高めていく。