「練習試合、巨人２－６日本ハム」（１２日、東京ドーム）

　巨人は菅野が開幕戦に向けて最終登板。５回６安打２失点だった。

　この日、最速１５３キロを記録した直球を武器に毎回の９奪三振。失点はいずれも本塁打によるもの。四回に５番・渡辺に左中間へソロ、続く五回にも９番・宇佐見にソロを浴びた。

　リリーフ陣は２番手・高木京は１回を三者凡退に抑えたが、３番手・沼田が２被弾で勝ち越され、４番手・鍵谷も本塁打を浴びた。九回は中川が無失点に抑えた。

　打線は４番・岡本が一発。２点を追う六回、２死一塁から日本ハムの２番手・上沢の真ん中低め１４７キロ直球を弾丸ライナーで左中間席へたたき込んだ。７番・一塁で先発出場した中島も２安打とアピールした。

　日本ハムの開幕投手・有原は５回４安打無失点と上々の仕上がりを披露。２番手・上沢は３回２安打２失点。最終回は玉井が抑えた。

　打線も巨人投手陣から１１安打。渡辺、宇佐見、野村、万波、高浜の５人が本塁打を放った。