楽天は５月３１日、楽天生命パーク宮城などで行われていたグループ練習を打ち上げた。三木肇監督（４３）は２日から始まる計１２試合の練習試合へ向け、若手の少ないチャンスでのアピールに期待した。

　楽天は新型コロナ予防で、３月３０日から５月７日までチーム活動を休止。練習再開後も個々の調整を重視し、紅白戦は行わず。練習試合は主力の調整が中心となるため指揮官は「（開幕１軍へ）競争は少なくなるかもしれない」と説明した。

　その上で「そこでアピールできるかもプロ野球では大事な能力」と、定位置獲得へ主将・茂木に挑むドラフト１位・小深田（大阪ガス）を始め、山崎幹や辰己ら若手の奮起に期待。限られた環境下で、最大限のチームの仕上げに着手していく。