ソフトバンク・川瀬 大分商エースの弟にエール センバツ中止も「最後の夏は見たい」

 ソフトバンク・川瀬晃内野手(22)が12日、筑後のファーム施設での自主練習後にオンライン取材に応じ、母校・大分商でエースとクリーンアップ、主将の大役を担う弟・堅斗(3年)を「先頭に立って引っ張れ」と励ましたことを明かした。

 弟は今春のセンバツ出場が決まっていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大会が中止。「主将がショックを受けていたら、みんなも引きずる」と伝えたという。

 今夏の選手権大会も開催が不透明な状況で、現在は同校の練習もままならない状況だという。自身も1年夏の甲子園でベンチ入りした経験があり「難しい判断になると思うけど、弟が最後の夏に投げている姿は見たい」と口にした。

 自身は約1カ月の自主練習期間に4キロの体重増に成功。「いつ開幕してもいいように準備するだけ」と頼れる兄はプレーで勇気づけるつもりだ。

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