NPB最短6・19開幕で120試合確保へ オールスターやCS中止の可能性も

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が延期されているプロ野球は11日に臨時の12球団代表者会議を開き、今季の日程全般を協議する。未定となっている開幕日は、状況が悪化しないことを前提としたうえで交流戦中止当初からの有力候補だった6月19日を最短とし、野球協約でシーズン成立の条件とされている120試合(ホーム60試合)の確保を目指すとみられる。

 緊急事態宣言が31日まで延長となり7月開幕の可能性が高まったが、感染者数は減少に転じ、地域によっては前倒しで宣言が解除される可能性も出てきた。11日の同会議に先立って開かれる新型コロナウイルス対策連絡会議で専門家から前向きな意見を得られれば、随時全体練習を再開。6月上旬から練習試合を行い、同19日の無観客開幕を見据えて準備を進めることになりそうだ。

 120試合確保の場合、週6試合ペースでの全日程消化は11月上旬。日本シリーズは同21日の開幕を想定している。日程はタイトで、オールスターやCSは中止となる可能性が高い。開幕への見通しは明るくなってきたが、試合挙行の場合の移動リスクなど課題は多く残る。12日の臨時オーナー会議も含めて、慎重に議論を進める。

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