プロ野球開幕への懸念リスクは「移動」巨人は地方球場開催の変更も発表

 日本野球機構(NPB)は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、オンラインによる臨時の12球団代表会議を開催。時期は不透明ながら、無観客で開幕する方向性で一致した。

 全国に緊急事態宣言が発令。終息の見通しは見えないが、斉藤コミッショナーは「暗い時期であればこそ、国民スポーツの野球を皆さんの家庭に届けたいとみんな強く思っている」と語り、緊急事態宣言が解除された場合、ゴールデンウイーク明けに開幕の日程を決めたい考えを示した。

 課題は多いが、懸念される最大のリスクは選手の移動。同コミッショナーは「先生方からは球場をどうするかという話もちょっと出た。その辺も考えないといけない。移動リスクについては各球団が相当検討していると思う」と語った。

 すでに無観客で開幕した台湾プロ野球からも情報収集。同コミッショナーは「台湾あたりでも長時間かかってもバスでしか移動しないという情報はいただいているし、どうすれば移動リスクが抑えられるか検討していく課題になると思う」と語った。

 この日の夕方には巨人が6月30日と7月1日の京セラドーム、同2日の岐阜・長良川球場、9月1日の富山市民球場アルペンスタジアムと同2日の福井県営球場で開催予定だった地方公式戦5試合を東京ドーム開催にすることを発表した。

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