オリックス・榊原「一から見直し」で復調 小林宏2軍コーチらの指導受け
オリックス・榊原翼投手が20日、大阪市此花区の球団施設で自主練習を行い、ブルペンで30球を投げた。
「春季キャンプから状態が悪かったので、ファームに落ちて、一からピッチングフォームを見直しました。教育リーグでは徐々に結果も出だしましたし、今はいつ実戦が始まってもいいように準備をしています」
榊原はプロ4年目。昨季はプロ初勝利など3勝を挙げた。今季も先発ローテーションの一角を期待されたが、2月のキャンプでは実戦で打ち込まれる場面が見られ2軍落ち。そこから小林宏2軍投手コーチらの指導を受け復調。3月26日の中日との練習試合では7回4安打無失点の好投。1軍昇格へあと一歩のところまで来ていた。
緊急事態宣言を受け、自主練習以外は自室にこもることが多くなっている。
「感動するような映画をよく見るようになりました。泣いたりして心をリセットすることですかね」
現在のところ開幕は6月以降となっている。
「しっかりと実戦で結果を出して、開幕ローテーションに入れるようにしたいです。そして日本中がこういう状況ですし、元気を出してもらえるようなピッチングができるようにがんばります」
右腕は逆転での開幕ローテ入りを当面の目標に掲げた。