オリックス・太田「通常通りの開幕だったら間に合わなかった」延期を生かす

 オリックスの太田椋内野手が19日、大阪市内の球団施設で打撃練習などを行い調整した。今季がプロ2年目。目標に掲げる開幕スタメンへレベルアップを図っている。

 今年の春季キャンプは1軍スタート。ただ序盤で右太もも裏の違和感を訴えるなどして出遅れていた。「ケガもありましたし、通常通りの開幕だったら間に合わなかったところで、もう一度開幕スタメンを目指せますので、開幕が延期となっていることを自分の中ではチャンス」。新型コロナ感染拡大の影響で開幕延期になったことを自身の中でプラスだと捉える。

 日常のありがたみを実感する。「寮からはほとんど出ないようにしています。日常というものがいかに幸せだったのかということを痛感しています」。外出を自粛する日々の中で一日の楽しみは「お風呂に長く入ることですかね。サウナにも入って、汗をかくようにしています」と明かした。

 2018年度のドラフト1位。新人だった昨季は1軍デビューを果たすも6試合で13打数無安打だった。「(今季の目標は)開幕スタメンに入って、シーズンを通して結果を残して活躍すること」。プロ初安打はもちろん、1軍で存在感を示し続けていく。

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