中日・ビシエド、故郷キューバ料理で免疫力UP!

 魔法のスープで免疫力アップだ!中日のダヤン・ビシエド内野手(31)が9日、ナゴヤ球場で調整。出身国キューバの庶民的料理で、今でも毎日のように食べているマメ料理「フリホーレス」が元気の源になっていることを明かした。

 材料の黒インゲン豆には、鉄分の働きを高め造血作用があることから「血のミネラル」と呼ばれるモリブデンを含んでいる。「フリホーレス」とは日本で例えればみそ汁のような存在。「ご飯にかけて食べるんだ」。みそ汁をご飯にかける「猫まんま」があるように、キューバでも同様の食べ方があるという。

 作り方は、黒インゲン豆などを一晩水に浸す。豆を柔らかくしたらひたすら煮る。みじん切りにした野菜を入れるのは好み。あとはスパイスを入れて完成。「おいしいからと言って食べすぎちゃうといけないから、気をつけないとね」と笑う。

 この日は中日屋内練習場で打撃練習。「状態をキープするように心がけている。開幕は必ず来る。開幕日が決まったら状態を上げる」と語った。「(ウイルスの影響は)世界中どこであっても同じ状態。家族のつながりを大事にする時期。みんなでいる時間を大切にしたい」。家族で名古屋市内に住むビシエド家は、連日の豆料理で力強く生きる。

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