オリックス・K-鈴木 毎日遠投でフォーム修正「体全体を使って投げる」
オリックス・K-鈴木投手が9日、大阪市此花区の球団施設で、キャッチボール、ランニング、ウエートトレーニングなど自主練習を行った。
「シーズンの開幕がいつになるか分からない状況ですし、今はキャンプから取り組んでいることを継続して練習しています。ユニホームを着ての全体練習ではなく、自主練習なので、どうしても体を小さく使ってしまいがちなので、体全体を使って投げるということを意識するために、遠投を毎日取り入れています」
先発ローテーションの一角を期待されたK-鈴木だったが、キャンプの実戦で結果を出せずに2軍落ちしていた。
「ピッチングフォームを気にし過ぎてしまうなど、自分自身と戦ってしまっていた部分が多かったと思います。ファームに落ちてからは、シンプルに考えるようにして、試合でバッターと勝負できるようになったと思います」
K-鈴木は2軍では3月17日の阪神戦で八回途中、無失点。25日、中日戦でも七回途中2失点と好投。今月初旬には1軍の紅白戦で登板予定だった。
来週からブルペン投球を再開する予定。
「いつ開幕しても、昨年以上にチームの勝利に貢献できるように、しっかりと準備をしていくだけです」
K-鈴木は昨季4勝6敗の防御率4・31、チーム3位の102回1/3を投げた。