ヤクルトの高津臣吾監督（５１）は４日、開幕時期が白紙になったことを受け、改めて選手たちに呼び掛けた。猛威を振るい、ゴールの見えない状況で訴えたのは精神的な部分だった。

　「調整が続く中、工夫して明るく前向きに調整してほしい」

　いまだ終息が見えない敵に対し、球団は５～１７日まで施設を時間差で利用する自主トレ期間とすると発表。選手たちはこれまで同様、前向きに練習に取り組んでいく。

　高津監督は「野球選手として決まった日程に合わせることも大きな仕事の一つ。しっかり自覚を持ってやってほしい」と選手たちに訴えた。今こそチーム、球界が一丸となって国難を乗り切るときだ。辛抱強く、足元を固めていく。