広島新庄・迫田監督退任 甲子園に春夏4度導く 宇多村コーチが新監督

 広島新庄の迫田守昭監督(74)が3月31日付で退任し、1日から宇多村聡コーチ(33)が新監督に就任した。

 迫田監督は広島商、慶大、三菱重工広島で捕手として活躍。1979年には三菱重工広島の監督としてチームを都市対抗初出場初優勝に導いた。2000年に広島商の監督に就任し、02年春と04年夏に甲子園出場を果たす。07年に広島新庄の監督に就任。14年春、15年夏、16年夏に甲子園へ導き、新型コロナの影響で中止された今春の甲子園にも出場予定だった。

 左投手の育成には特に定評があり、巨人・田口麗斗投手、日本ハム・堀瑞輝投手らをプロへ送り出したことでも知られている。

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