ヤクルト・高津監督、広島に逆転勝利も「バッテリーとして投球しづらい」

 「練習試合、広島2-3ヤクルト」(24日、マツダスタジアム)

 高津ヤクルトが“開幕相手”に逆転で、今季初勝利を挙げた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、設定された開幕日はプロ野球史上最遅となる4月24日。この日に無事開幕を迎えたら、本拠地・神宮で広島を迎え撃つこととなる。その前哨戦は、投手陣の粘投とベテラン復調の一打で逆転勝利となった。

 22日のオープン戦で、一度対戦があったがそのときは僅差で惜敗。キャンプ中の実戦から、1カ月後の再戦で勝利をおさめたものの、対戦相手の印象について、高津監督は「バッテリーとしては投球しづらい。嫌な打線だと思う」と分析した。

 足でかき回す俊足タイプがいれば、長打力のある打者もそろう。また投手出身の指揮官は、開幕投手の大瀬良らにも触れ、「表の3人がしっかりしているので、全体的にまとまっている印象」と警戒心を強めた。

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