巨人 ローテ再構築だ!投壊立て直しへ開幕延期を有効活用

 巨人が12日、開幕延期で空いた時間を有効に使い、じっくりローテ構築へ乗り出すことになった。

 10、11日のソフトバンク戦で戸郷、桜井といった期待の先発有力候補が次々と打ち込まれ、理想とはかけ離れた結果となっている。原監督は「いいところで競争をしているとは思えない。まずは先発がしっかりしないと。山口の15(勝)という数字は大きい」と困惑する。

 予定通り20日開幕の場合、先発不足は必至の状況だったが、開幕日は早くても4月10日。幸いにも左肘違和感で調整が遅れていたメルセデスが実戦復帰間近、左肘痛で3軍調整の高橋も開幕に間に合う可能性も出てきた。延期をプラスに捉え、候補をじっくり吟味していく算段だ。

 「どんなことがあってもプラスに変えていく」と原監督は前を向く。先発不足の現状は鍬原や高田、古川ら結果を残している投手には追い風。台頭する新鋭に、遅れていた実力者も加わり、強力ローテを形成する。

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