高校野球 春季愛媛県大会、四国大会が中止 センバツ開催可否最終決定の前に…

 四国地区高野連は6日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、4月25日に開幕予定だった春季高校野球四国大会の開催中止を発表した。同時に春季愛媛県大会の中止も決定。香川、高知、徳島の3県は開催可否を今後協議していく。

 最後まで順延の道を模索したが、1948年から続く四国大会の中止が決まった。四国4県の加盟校のほとんどで休校、部活動の禁止措置が取られる中、各県大会の順延は避けられない情勢になっている。そのため会場確保も難しく、日程は不透明、同じタイミングで各県から代表校を出すことが困難になった。

 一方で、四国大会の日程を考慮せずにそれぞれ県大会の日程を調整できることとなり、開催の判断は各県の高野連に任せるとした。そんな中で愛媛はいち早く中止を決定。理由は会場確保や日程調整が難しい点だ。また、県立校は県の方針で当初予定されていた今月21日の開幕直前まで部活動休止の措置が取られていることから、練習不足などによる選手の安全面に不安がある点も挙げた。

 その他では、香川は20日の開幕を延期することを決定。4月の開幕を目指し協議を続ける。徳島は18日に臨時理事会を開き、大会開催の可否と今後の日程を協議する。高知はきょう7日に臨時理事会を実施し、開催が決定されれば主将不参加で抽選会を行う予定だ。

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