巨人・岡本、新若大将任せろ 2点適時打含むマルチで6戦連続安打「順調に来ている」
「オープン戦、日本ハム7-7巨人」(4日、札幌ドーム)
“令和の若大将”が2安打2打点で4番の貫禄を示した。二回にバーヘイゲンから左前打を奏でると、五回2死満塁の絶好機で生田目から中前2点適時打。オープン戦6試合連続安打、同初のマルチ安打と巨人・岡本が好調だ。
「状態うんぬんよりしっかりバットが振れているので、良い感じできています。順調にきていると思います」
最重要ポイントは「タイミングをしっかり取ること」。軸足にパワーをため、スタンス幅が広くなり過ぎないように体重移動する。「まだまだな部分もあるので。精度を上げていかないと」と本人は言いつつも、原監督は「いいですね」と現状に太鼓判を押した。
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、札幌遠征から外出が禁じられている。宿舎の食事会場には選手らのストレス軽減のため、北海道名物の食材がズラリ。テーブルにジンギスカンや新鮮な魚介類が並ぶ中、岡本はカニを頬張った。
無観客試合は続くが、主砲はオープン戦打率・348と上り調子。開幕戦へ、ここからさらにギアを上げる。