中日・根尾 OP戦初安打からのマルチ 立浪氏金言効果!?則本昂撃ちからの二盗も

 「オープン戦、中日5-3楽天」(24日、北谷公園野球場)

 待望の一打が生まれた。中日・根尾がオープン戦初安打を含む2安打を放ち「9番・左翼」でフル出場した。連日の無安打に焦りはなかったというが「初安打は打ち取られている打球だったが、少し楽になった」と安堵(あんど)した。

 見せ場は第1打席に来た。三回、楽天の開幕投手を務める則本昂から、内角高めのカットボールでバットを折られながらも、引っ張って右前へ。続けて「スタートが良かった」と二塁盗塁も決めた。七回も津留崎の変化球を右方向への安打にした。与田監督は「結果が出たことは評価したい。全体的な野球の動きが良かった」と褒めた。

 前日23日は通算2480安打を誇るOBの立浪和義氏からタイミングの取り方など打撃指導を受け「以前から助言をいただいていた。自分のものにするかしないかは、自分次第になる」と引き締まった表情を見せた。

 沖縄での1軍戦はこの日で終えたが、25日はDeNAとの2軍戦に出場する。「自分のプレーをしっかりできるように、自分らしくいたい」と意気込んだ。

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