巨人・中島 2戦連発!再起の20年目 一塁レギュラー奪取へ前進

 「オープン戦、日本ハム2-6巨人」(22日、タピックスタジアム名護)

 再起を懸けるプロ20年目の巨人・中島が名護の青空に鮮やかな放物線を描いた。2点リードの五回。先頭で迎えた第2打席で井口の139キロ直球を完璧に捉え、左翼フェンス後方の芝生席にたたき込んだ。

 「いい感じだった!いいポイントで打つことができた!」

 16日のDeNA(那覇)とのオープン戦に続く2号ソロ。三回にはドラフト1位・河野の直球を中前にはじき返した。「練習で感じ良く打てているので、それを実戦でもちょっとずつできるようになってきた」。この日は「7番・指名打者」でのフル出場だったが、一塁の定位置奪取へ着実に前進している。

 今キャンプの実戦は8試合で打率・462、2本塁打、3打点。原監督が「戦力として必要性を感じますね。(移籍)2年目ということもあるし、いろんな意味で集中できているんじゃないでしょうか」と言えば、元木ヘッドコーチも「いい感じ。キレが良い。(このままいけば)ファーストのレギュラーだよ」と高評価を与えた。

 昨季は43試合に出場して打率・148、1本塁打、5打点。背水の覚悟で一塁のレギュラー奪取を目指す37歳は「毎日アピールしてやっていきたい」と表情を引き締め、前を向いた。その存在感は日増しに高まっている。

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