中日・吉見22日阪神戦に登板「首脳陣に『使いたい』と思ってもらえる投球を」
「中日春季キャンプ」(20日、北谷)
中日の吉見一起投手(35)が、オープン戦初戦となる22日の阪神戦(北谷)に登板する。練習休みのこの日は、北谷球場のマウンドで投球練習を行った。
「理想は1点も取られないことですけど過程を大事にした上で結果がついてこればいい。自分を披露する場、一つの『ショー』だと思います。派手さはなくても、首脳陣に『使いたい』と思ってもらえる投球をしたい」
最多勝利、最優秀防御率、最優秀投手…。輝かしい栄冠を手にしてきた右腕が背水の陣で臨む。15年目の春季キャンプでとにかく自分が今出せる力を示していくだけだ。
この日はマウンドから変化球を交えて58球を投じた。「やっぱりブルペンで投げるのとは景色が全然違う。実戦の前に投げられたのは大きかったです」。万全の状態で今年の初陣を飾る。