谷佳知氏 巨人・坂本に関心 “全盛期”に打ち方気付いたのはさすが

 東京五輪の侍ジャパン候補で今季の活躍が期待される選手をデイリースポーツ評論家の谷佳知氏(47)が直撃する第2回は、巨人・坂本勇人内野手(31)です。近年目覚ましい成積を残し続ける坂本だが、実は谷氏のおかげだった…。2007年に巨人に入団した“同期”が打撃開花の秘話を明かし、日本一、2000安打、五輪への思いも語った。

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 対談後、せっかくの機会なので“打ち方”を聞いてみた。詳細は秘密だが、私の考えている“打ち方”と勇人の考え方は同じだった。その“打ち方”について私は現役時代に気付くのが遅かったが、勇人は脂が乗った今の段階で気付いているのはさすが。その技術をつかんでいるからこそ、安定した打撃が毎年のようにできるんだなと改めて感じた。

 入団当初から勇人のことは知ってるが、昔と変わらない面は残しつつ、キャプテンとしてしっかりした受け答えだった。今やジャイアンツのスーパースターでもあるし、チームメートの誰からも頼られる存在になったんだなと。これからも選手として2000安打など数々の記録を作るだろうし、チームを引っ張るキャプテンとしてリーグ優勝、日本一に導く存在になると思っている。(デイリースポーツ評論家・谷 佳知)

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