日本ハム輝星 バレンタインに栗山監督から甘くない要求

 「日本ハム2軍春季キャンプ」(14日、名護)

 日本ハムの吉田輝星投手(19)が、今年初の実戦登板を予定する15日の1、2軍合同紅白戦(国頭)に備えて最終調整した。ブルペンで45球を投げ「日に日に上がってきている。やってきたことがどうなるか確認したい」と昇格が懸かるマウンドへ胸を高鳴らせた。

 バレンタインデーのこの日、練習後に報道陣からチョコレートを贈られた。照れくさそうに受け取った右腕だが、指揮官の要求は決して甘くはない。

 栗山監督が「ここから入れ替えも始める」と話す15日の紅白戦。吉田輝については「バッターが手も足も出ない、1回も(バットに)かすりませんぐらいの感じだったら」と高いハードルを設けた。

 昨秋、右肘に違和感を覚えた影響で今キャンプは2軍スタート。既に患部への不安はなく、オフから取り組んできた下半身主導のフォームで進化を遂げた自信がある。

 「ストレートでどこまで通用するかを知る。変化球もバッターがどう反応するのかを見たい」と狙いも明確だ。先発で1~2回の予定。限られたチャンスで1軍切符をつかみ取る。

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