楽天・松井 先発転向、五輪金メダルへ決意のブルペン64球

 「楽天春季キャンプ」(1日、久米島)

 先発に転向する楽天・松井裕樹投手(24)が1日、キャンプ初日からブルペン入りし、ノーワインドアップの新投球フォームを確認しながら64球。目標の東京五輪出場のためにも結果が求められる今季へ強い思いを示すブルペン投球となった。

 この日は「低めに投げる意図はなかった。右打者の外角高めに気持ち良く投げる。一番体に負担がかからないように投げた」とコースを意識せずに、フォーム固めなどに軸足を置いた投球となった。

 それでも「元々テンポが悪いので(捕手からボールを)捕ってからすぐ投げるようにした」と先発として試合で良い流れを作るため、勝利を呼び込むための取り組みは欠かさない。その先に五輪への思いもあるからだ。

 15年のプレミア12で苦杯をなめ「リベンジを目標にやってきた」という昨季だが、左肘違和感で昨年11月に開催されたプレミア12の直前に代表辞退。それだけに「代表への強い思いはある。五輪で金を取りたい」と松井。前半戦で結果を示し再び代表入りへ-。左腕が熱い思いを胸にキャンプをスタートさせた。

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