「ミスタードラゴンズ」高木守道さん急死 竜初2000安打、俊足好打の名二塁手

 巨人との決戦を前にした高木監督=94年10月6日、ナゴヤ球場
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 さらば「ミスタードラゴンズ」-。現役時代は中日の名二塁手として活躍し「ミスタードラゴンズ」と称された中日元監督の高木守道さんが17日、急性心不全のため名古屋市内で死去した。78歳だった。監督としては、今なお語り継がれる1994年の巨人との「10・8決戦」を指揮した。なお、葬儀は家族葬で営まれる。

 突然の訃報だった。関係者によると高木さんが亡くなったのは同日未明。前日から風邪気味で名古屋市内の自宅で寝ていた高木さんは、午前2時前後に「体が痛い」と夫人に訴えて体をさすってもらっていた。その後、午前2時半ごろに夫人が部屋を離れ、戻ってきたときに息を引き取っていたという。直後に病院に救急搬送されて死亡が確認された。

 現役時代は俊足好打の名二塁手として活躍した。県岐阜商高で59年の選抜高校野球大会で準優勝し、60年に中日入団。50盗塁をマークした63年など3度の盗塁王に輝いた。ゴールデングラブ賞(当時ダイヤモンドグラブ賞)3度、ベストナインは7度獲得した。

 80年限りで引退し、86年途中に監督代行。92年から95年途中までと2012、13年の2度監督を務めた。1994年には長嶋茂雄監督が率いる首位巨人を追い上げ、ともに最終戦となった10月8日のナゴヤ球場での試合で勝った方が優勝という展開に持ち込んだ。結果は敗れたものの「10・8決戦」として語り継がれている。

 2度目の監督を2013年限りで退任後、ここまで大きな持病もなく元気に過ごしていたという。年末年始は子どもや孫ら家族と過ごし、年明けにも趣味のゴルフの予定を入れるなど、健康に過ごしていた。今月12日には名古屋市のCBCラジオ「板東サンデー」に出演。パーソナリティーで親友の板東英二さん(79)とともに現役時代の思い出話を披露。同番組では来月15日に名古屋市内でイベントが予定されていることも告知していた。

 ◆高木 守道(たかぎ・もりみち)1941年7月17日生まれ、岐阜県出身。現役時代は右投げ右打ちの内野手。県岐阜商から60年に中日入団。プロデビュー戦だった同年5月7日の大洋戦でのプロ初打席でプロ初本塁打。74年はトップバッターとして20年ぶりとなる優勝に貢献。80年に現役引退。現役通算は2282試合で打率・272、236本塁打、813打点。2274安打、369盗塁。盗塁王3回(63、65、73年)。ベストナイン7度、ダイヤモンドグラブ賞3度。中日一筋で「ミスタードラゴンズ」と評される。86年に中日・山内一弘監督の休養を受け代理監督。92年からの4シーズン、12年からの2シーズンでも中日の監督を務めた。監督通算成績は787試合で383勝379敗25分け、勝率・503。06年に野球殿堂入り。

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