オリックス・山岡、今季目標「200イニングと10完投」 課題クリアし沢村賞も視界
オリックス・山岡泰輔投手(24)が12日、大阪市内のホテルで行われたトークショーに山本、後藤、岸田2軍投手コーチとともに参加。今季の目標に「200イニングと10完投」を掲げた。
パでは2013年のオリックス・金子(現日本ハム)を最後に出ていないシーズン10完投。高いハードルを自らに課した。すでに年明けから故郷広島の施設で近藤、榊原、杉本、ソフトバンク・高橋礼らと自主トレを開始。
「イニング数を意識して練習メニューを増やしている。18日ぐらいからブルペンに入る予定です」
ブルペン捕手を呼んで本格投球を開始する。例年、キャンプに入ってから捕手を座らせる山岡にとっては異例のスピード仕上げだ。
「開幕も早いんで、それに合わせてです」
施設にはボールの回転数や回転軸などを計測する解析装置『ラプソード』を使って投球の確認も行う予定。昨季の勝率第1位投手はどん欲だ。目標をクリアできれば沢村賞も見えてくる。背番号19に変更したエースはさらなる進化を目指す。