日本ハムのドラフト１位・河野竜生投手（２１）＝ＪＦＥ西日本＝が、都内で行われたＮＰＢ新人研修会に出席。壮大な野望への三段活用を掲げた。

　決意に満ちた表情で未来の青写真を描いた。「今年は新人王を取りたい。５、６年経験して次は沢村賞。そこから最終的には日本を代表するような投手になりたい」。社会人ナンバーワンの呼び声高い左腕。「高い目標を設定して、逆算しながらやっていく」。最高の評価をプロでも勝ち取っていく。

　社会人出身者の１位指名は球団では１９年ぶり。即戦力としての期待を背負う覚悟もある。この日はヤクルトの奥川、ロッテ・佐々木朗らも出席。「今日いた新人の中でも負けないようにやっていきたい」と新人王の座は誰にも譲らない。