履正社・関本主将「全戦必勝」でセンバツV目指す 元阪神・関本氏長男

 夏の甲子園で初優勝を果たした履正社が28日、茨木市内の同校グラウンドで年内最後の練習を行った。来秋のドラフト候補となる主将の関本勇輔捕手(2年)は、「全戦必勝」を目標に、出場が濃厚な来春のセンバツでの優勝を目指す。

 「チームとしては全戦必勝というか、負ける試合を少なくするというか負けない集団になっていくというのを来年も意識していきたい。高校野球はトーナメントばかりで、負けたらだめなので、負けない集団をみんなで作りたい」

 夏の甲子園ではベンチ入りして日本一を経験。先輩の背中から多くのことを学んだ。「春に1回戦負けして、そこからチームが変わりました。そこで先輩がどう変わったかを見れたので、僕たちの代でもそれを伝えていくというか、引っ張らないといけない。もしセンバツに出られれば、その経験を生かしてがんばりたい」と意気込みを口にした。

 現在、高校通算15本塁打。「個人としては欲を言えばホームランを打ちたいですけど、率を残すことも(大事)ですし、守備では自分の持ち味が肩なので、どれだけ盗塁を刺せるかというところを意識してやっていきたい」。地道なウエートと走り込みで、太ももの太さは夏から5センチアップの65センチに。阪神らが来秋ドラフト候補としてリストアップしている中、元阪神の関本賢太郎氏の長男としても注目を集める存在だ。

 岡田龍生監督は「(日本一の)夏の完成品と、今の彼らを比べたらあれですけど、(日本一メンバーの)去年の秋と、今年の秋の近畿大会ベスト4までいったのを比べると、今の彼らの方が過去にないぐらいの打率、成績を残してますから」と話し、来年のさらなる成長に期待を寄せていた。

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