イチロー氏 レポートもイチ流!元同僚・藤井康雄氏「イチローが動けば影響力ある」

 米大リーグ・マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(46)=本名・鈴木一朗=が14日、都内で開かれたプロ経験者が学生野球の指導者になるために必要な、学生野球資格回復のためのアマ側(前日はプロ側に出席)の研修会に出席した。15日の研修も受けて修了すれば、適性審査を経て来年2月に資格回復が認められる。

 日米通算4367安打を誇るレジェンドの本気度が、ペンを走らせる姿から伝わってくる。イチロー氏はこの日、午前9時15分から約7時間の受講。講義終了後のレポート提出は参加125人中、最後の5、6人になるまで丁寧に書き上げた。

 出席者からは「普通の人はメモを取りながらだけど、(イチロー氏は)しっかりと聞いてから」と、アマチュア内規や高校野球特別規則などに及んだ内容に対して理解を深めていく様子に感心の声が上がった。

 ともに参加中で、NPB時代に同僚だった前オリックス2軍打撃コーチの藤井康雄氏(57)も「(いまの時代では)王さん、長嶋さんよりも、イチローが動けば世の中が騒ぐぐらい影響力のある人」と球界発展へ尽力することに期待した。

 イチロー氏は関係者に囲まれて会場を出るなど13日同様、厳戒態勢が敷かれた。15日の研修を修了し、適性審査をクリアすれば来年2月に資格回復となる流れ。名選手が学生野球界に貢献する日は、着実に近づいている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス