明石商・中森、兵庫県選抜で存在感 大学生相手に2回5奪三振

 「兵庫県選抜・練習会」(7日、高砂球場)

 高校野球の兵庫県選抜が台湾遠征(22日~27日)に向けて、関西国際大との強化試合を行った。

 八回に5番手として登板した明石商のエース・中森俊介投手(2年)が、大学生相手に完璧な投球を披露した。

 チームが結成されて間もないため、捕手陣と十分なコミュニケーションがとれていない中、「『速さよりコントロール重視で投げよう』と話し合ったので」とこの日は最速151キロを誇る速球を封印し、140キロ前半のコースを突く直球を軸に空振りを量産。6人の打者から5つの三振を奪う好投で、2回を無安打無失点で試合を締めた。

 「前回(1日の練習会)投げた時よりもまとまっていてよかったと思う」と笑顔で振り返り、「台湾の選手のいいところをたくさん吸収して帰ってきたいです」と海外遠征を心待ちにした。

 チームは3点ビハインドの八回裏に、代打・坂口翔颯投手(2年・報徳学園)の2点適時二塁打などで最大8点差を追いついたが、あと1点が取れず引き分けに終わった。

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