プロ野球広島は3日、菊池涼介内野手(29)が米大リーグに移籍するためのポスティングシステムの申請手続きを日本野球機構(NPB)を通じて完了したと発表した。既に大リーグ機構(MLB)が全30球団に契約可能選手として通知し、米東部時間3日午前8時(日本時間3日午後10時)から譲渡金を支払う意思を持つ全ての球団と30日間交渉できる。
広島の鈴木清明球団本部長は「あとは代理人に任せる」と説明した。移籍が実現しなかった場合は来季契約を結ぶ方針。菊池涼は12年にドラフト2位で広島入団。13年から7年連続でゴールデングラブ賞に輝いた好守の二塁手でリーグ3連覇を支えた。