ヤクルト新加入の長谷川 青木との“共演”に胸弾ませ…「一緒にプレー夢だった」

 ソフトバンクを自由契約となりヤクルトが獲得を発表していた長谷川宙輝投手(21)が2日、東京都内の球団事務所で正式契約を結んだ。年俸は650万円。背番号は「90」(金額は推定)。

 プロ入りから3年を過ごした育成選手ではなく、初めて支配下選手として契約。「すごくうれしい気持ち。少しは野球選手になれたのかな」と笑みがこぼれた。

 東京都出身で、中学時代まではヤクルトのファンクラブに加入していた長谷川。神宮球場や東京ドームにも足を運び、青木らに声援を送っていたという。この日は自ら購入したチームカラーの青と緑のネクタイを着用。「すごくチームが明るい。チーム全体で野球をしている感じがします」と印象を口にし「青木さんと一緒にプレーするというのが夢だった。1軍でプレーしないといけない」と憧れの人との“共演”に胸を弾ませた。

 球団からは「2、3年後に中心選手としてやってくれたら」と期待をかけられる。快速球が持ち味の左腕は「素材を評価されているといっても来年は4年目。少しでも1軍のマウンドで投げたい」と目標を掲げた。

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