来春センバツから球数制限の導入決定 1人1週間の総投球数500球以内に

 日本高野連は29日、大阪市内で理事会を開催し、来春のセンバツから「1人の1週間の総投球数を500球以内」とする球数制限の導入を発表した。3連戦を回避する日程の設定と合わせて、来年度のシーズンインより日本高野連、各都道府県連盟主催の公式戦で適用する。

 「投手の障害予防に関する有識者会議」からの答申を、全会一致で承認した形となった。来年度からの導入で試行期間は3年。500球に達した時点の打者との対戦完了まで投球が認められる。また、降雨などでノーゲームとなった場合も、そこで要した球数はカウントされる。仮に1週間500球を超えても、試行期間ということで罰則は設けられていない。

 日本高野連の八田英二会長は「野球界全体として投手の障害予防を考えていく、予防していくというところで、高校野球が投球制限に踏み切った意義は大きいと思います」と話した。早期のルール化を図り、試行期間の3年間でさまざまなデータを収集することで、その後の見直しも行われていくもようだ。

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