FA福田がロッテ移籍 決め手は「恩人」鳥越ヘッド

 ソフトバンクからFA宣言した福田秀平外野手(30)が26日、ロッテ移籍を表明した。福田は球団に退団の意思を伝えにヤフオクドームを訪れ、「千葉ロッテマリーンズでお世話になることを決めました」と明かした。

 ロッテをはじめ、宣言残留を認めるソフトバンクや西武、楽天、ヤクルト、中日の6球団の争奪戦となった。移籍の決め手に挙げたのがロッテの鳥越ヘッド兼内野守備コーチの存在。「今も野球が続けられているのは鳥越さんのおかげ」と言い切る。

 プロ2年目の08年6月に父を亡くし、野球に身が入らない時期を過ごした。ハッパを掛けてくれたのが、当時ソフトバンクの2軍内野守備走塁コーチだった鳥越コーチ。同年7月に同コーチも妻を亡くし、同じ境遇にあった。

 交渉解禁後、福田は他球団からロッテの4年4億8000万円プラス出来高を上回るオファーも受けた。一方で同コーチから何度も電話でラブコールを送られた。「一番つらかった時に励ましていただいた恩人。その方から声を掛けていただいたので決めた」と語った。

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