ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)が26日、福岡市内の球団事務所に退団のあいさつに訪れ、ロッテへ移籍することを明かした。「すごく悩んだ1カ月だった。(ロッテは)スピードがある選手が多い。しっかり争って勝ち抜けるように頑張りたい」と話した。
権利を行使した上での残留を認めていたソフトバンクを含め、西武、中日など6球団と交渉していた。
福田は横浜市出身で、東京・多摩大聖ケ丘高から2007年に高校生ドラフト1巡目で入団。内外野を守れる俊足の左打者で、今季は打率2割5分9厘、9本塁打、26打点をマークした。