日本ハム杉谷「この環境に戻ってきてくれたことがうれしい」阪神原口の存在が刺激に
日本ハム・杉谷拳士内野手(28)が25日、ステージ「3b」の大腸ガンだったことを明かした阪神・原口に温かいエールを送った。
「まず一緒に野球ができるこの環境に戻ってきてくれたことがうれしいです。これからも夢や希望を与えていってほしいですね」
原口は母校・帝京の一年後輩。「彼の人柄というのは高校時代からよく知っています」と話す通り、苦楽を共にした特別な間柄だ。
杉谷は今季83試合に出場して打率・209、4本塁打、12打点。シーズン中に国内FA権の資格取得条件を満たしたが、あふれんばかりの北海道愛を胸に残留を決意。「ものすごく努力してここまできたと思います。僕も負けないように頑張っていきたいですね」。後輩の活躍を刺激に、来季こそ4年ぶりの日本一奪還に貢献する。
この日は、苫小牧市で行われた選手会ゴルフコンペに参加。仲間たちと貴重な時間を過ごし、英気を養った。