楽天・由規、30万アップ 481日ぶり1軍登板も評価 来季は「1軍でフル回転」

 楽天・由規投手(29)が20日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、30万増の年俸450万円でサインした。(金額は推定)

 シーズン中に痛めた右肩の影響で昨オフにヤクルトを自由契約となり、楽天へ育成選手契約で移籍。7月に支配下選手に復帰すると、今季最終戦9月26日の西武戦(楽天生命)で九回に登板し、481日ぶりの1軍復帰登板を果たした。

 由規は「1試合しか投げられなかったが、その試合も評価してもらった。来年に向けて良いものを見せてもらったので、来年は1年間、1軍にいてくれてと言ってもらった」と明かし、自身も「満足はしていないが、来年に向けていいモチベーションで臨めると思う」と意気込んだ。

 右肩への負担も考慮して「三振を狙うと球数も掛かってしまう。1球で仕留められるのが理想」と話し、来季へ向けて新球シュートを習得中。「1年間、1軍でフル回転できるようにしたい」と目標を語っていた。

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