巨人・山口がメジャー挑戦表明「監督から熱い言葉を」「挑戦したい」【一問一答】

 巨人・山口俊投手が18日、都内で会見を開き、ポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指すことを正式に表明した。会見には原辰徳監督や今村司社長も同席し、球団として初めて制度利用を容認した。

 主な一問一答は以下の通り。

 山口「このたび、私の夢でありましたアメリカ大リーグに挑戦させていただくことになりました。読売ジャイアンツ、原監督、コーチの方々、チームメート、ファンの方々にこの3年間感謝申し上げます。これからは新たな挑戦に向かって精進して参ります」

 原監督「シーズン途中、契約上こういうこと(ポスティングシステムでの大リーグ移籍を容認すること)があると知りました。夏くらいに、俊と話し合い『ジャイアンツの監督として、戦力として当然欠かせない』と。しかし、話を聞くと、夢、挑戦、このふた文字だけでした。この夢、挑戦、これはなかなか立ち入ることができない。俊の夢を応援するということで、今日は門出ということでここに来させてもらった。日本球界でやっていたことが大きな誇りとして、大きな宝物としてメジャーリーグで活躍することを願う、野球人のひとりです」

 -どういった言葉で原監督に申し出たか。

 山口「シーズン終了という日までは来シーズンについてそういう考えはなく、ジャイアンツの優勝、リーグ優勝、日本一に向けてプレーしてきました。そのなかで日本シリーズ終了後、あらためて監督と話をさせてもらい、監督から熱い言葉もいただき、最後の最後まで心が揺らぐことがありました。しかしこの先の野球人生、年齢を考えても夢、挑戦というところでまだまだやっていきたいという思いが勝り、台湾出発前に球団の方、原監督にお伝えしました」

 -メジャーの存在。

 山口「日本の野球も世界最高の野球ですが、違った環境でどれだけ対応できるか。今後の野球人生においても勉強になると、そういうのを含めて、野球人としてもアメリカに挑戦したいです」

 -巨人では初のポスティング

 「読売巨人軍の関係者の皆さま、原監督、チーム、スタッフ、チームメートの方に感謝しかない。3年間、ジャイアンツでプレーさせていただいて、温かい声援をいただいたファンの方々にも感謝の思いしかありません」

 -メジャー志向の原点は。

 「ふざけているかと思われるかもしれませんが、とんねるずの石橋さんのメジャーリーグ(注・映画「メジャーリーグ」シリーズの2と3に石橋貴明が出演している)。それを見て、こういう世界もあるんだなというところから大リーグをリアルに見始めました」

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