ＤｅＮＡは１５日、筒香嘉智外野手（２７）が米大リーグに移籍するためのポスティングシステムの申請手続きを日本野球機構（ＮＰＢ）に行ったと発表した。ＮＰＢからＭＬＢへの通知も完了。ＭＬＢが近日中に手続きを終えて全３０球団へ契約可能選手として通知後、譲渡金を支払う意思を持つ全ての球団が３０日間交渉できる。

　ポスティングの申請は１２月５日まで可能だが、早めの申請になったことについてＤｅＮＡの三原一晃球団代表は「代理人と相談した。（１２月上旬の）ウインターミーティングをターゲットとしてというのが一番」と説明。近年、大リーグでは選手の移籍先の決定が遅くなる傾向がある。早めに交渉期間が終わる日程を組むことで、筒香が来季に向けた準備に集中できるように配慮したという。三原代表は「まだ詳しく聞いていないが複数の球団が興味を示しているようだ」と話した。