松坂大輔を古巣西武が獲得へ チーム防御率リーグ最低…若手多く白羽の矢
西武が、中日を退団した松坂大輔投手(39)を獲得することが9日、決定的となった。関係者によると12日の12球団合同トライアウト後、米国滞在中の松坂に正式オファーを出す見通し。実現すれば2006年以来、14年ぶりの古巣復帰となる。
西武は中日退団の直後から獲得調査を進めてきた。渡辺久信ゼネラルマネジャーも「調査はしている」と明言。チーム防御率4・35がリーグ最低だった投手陣は若手が多く、日米通算170勝のベテランが加入すれば好影響を及ぼしそうだ。
現時点で、西武以外に松坂の獲得に乗り出している球団はないとみられる。年俸は今季の8000万円から大幅減となることが予想される。(金額は推定)