ロッテ、ドラ1佐々木を24時間サポート 万全の医療態勢整える

 ロッテ・井口資仁監督(44)らが29日、岩手県大船渡市の大船渡高校を訪問し、ドラフト1位指名した佐々木朗希投手(17)に指名あいさつをした。球団は育成プランの一環として24時間サポート態勢を整え、最速163キロ右腕を将来的に侍ジャパンのエースに育て上げる考えだ。

 井口監督は4球団競合の末に抽選で引き当てた佐々木と約20分、面談した。交渉権確定の当たりくじを手渡し「目力というか、その中に気持ちがこもっているのを感じる」と内に秘めた闘争心を感じ取った。その上で「世界に羽ばたける選手の一人だと思います」と言い切った。

 高校生史上最速の163キロを誇る佐々木のプロフィルは190センチ、85キロとなっているが、井口監督によるといまだに「身長が伸びている」とのこと。最高峰の舞台で戦う頑健な体作りとともに、ダイヤの原石をどう磨いていくのか。今後の大きな課題に向けて大学病院と提携し、メディカル、フィジカルなどを含めた万全の医療態勢を整える。

 松本球団本部長は「24時間態勢で佐々木の体をしっかりとサポートする。パフォーマンス的にも相談する」と語った。侍ジャパンの屋台骨を担うエース、世界の佐々木に育て上げるため、万全の環境を整えて金の卵を出迎える算段だ。

 「手が大きかった。成長真っ盛りなので、しっかり育成したい」と井口監督。エンゼルス・大谷が日本ハム時代に記録した日本最速の165キロ超えへ。成長-育成-進化を後押しする。

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