楽天・則本昂大投手(28)が28日、故障者特例が認められて今季取得した国内FA権を行使した上で、残留することを表明した。
則本昂は今年3月に契約を結び直し、今年から7年の長期契約を結んだが、FA残留を選択した経緯を「長期契約をいただいたので、FA権を行使して、これからも楽天で頑張りたいということを示すのがベストだと思った」と説明した。
則本昂は今年3月に右肘を手術し、7月に1軍復帰。12試合に登板して5勝5敗、防御率2・78の成績だった。「(シーズンの)半分以上、戦力として戦えなかった。体のメンテナンスやトレーニングをして、来年はフルで投げられるようにしたい」と話した。