オリックス由伸 来季背番号「18」エースへの成長を期待
来季、オリックス・山本由伸投手(21)の背番号が『43』から『18』に変更されることが20日、分かった。
プロ3年目の右腕は今季は先発として20試合に登板し8勝6敗、防御率1・95で球団史上最年少で最優秀防御率のタイトルを獲得した。球団関係者は「ウチにとって18と19は中心になってもらう人がつける番号。山本はふさわしい成績を挙げてくれたし、期待も大きい」と絶賛した。
『18』は山本にとっても特別な背番号だ。今季までつけていた岸田は「尊敬する人」と慕ってきた存在。そして2003年から08年まで着用した山口和男は山本の担当スカウト。プロへと導いてくれた恩人だ。番号を受け継ぎたいという希望は以前より伝えていた。
この日は侍ジャパン合流を前に舞洲で行われた秋季練習でシート打撃に登板。吉田正ら打者10人に31球を投げ、安打性3本に抑えた。「良い感覚で投げられました」と手応えを口にした。世界でもその実力を発揮してみせる。