智弁学園が初戦突破 1年生4番・前川が2打席連発 次戦は“智弁対決”

 「秋季高校野球近畿大会・1回戦、智弁学園4-2神戸国際大付」(20日、佐藤薬品スタジアム)

 智弁学園(奈良1位)が兵庫3位の神戸国際大付を下し、初戦突破を決めた。このため、来週28日の2回戦でライバル・智弁和歌山との“智弁対決”が行われることとなった。

 前川右京内野手(1年)が、4番の実力を見せつけた。

 2点を追いかける三回。2死二、三塁で、豪快に振り抜いた初球は右翼へ一直線。逆転となる3ランで流れを一気に引き寄せると、五回にも高校通算21本目となるソロ本塁打を放ち、2打席連続アーチで4打点を挙げた。

 これまで、変化球を長打にすることに苦手意識を感じていたが、「1打席目が当てに行くだけだったので、どしっと構えて変化球を引きつけて打ちました」と相手投手の決め球であるフォークを完璧に打ち返した。

 打撃練習中に金属バットが割れるほど強くミートしているという前川。小坂将商監督も「飛距離やパワーは岡本(現巨人)の1年時よりも上」と大きな期待を寄せている。

 まだまだ成長途中の4番から、目が離せない。

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