星稜・奥川の実力に疑いなし「覚悟決めて次のステージでも活躍」いざ運命のドラフト

 今ドラフト最大の目玉はやはりこの二人で間違いない。最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(17)には3球団、今夏の甲子園準V右腕の星稜・奥川恭伸投手(18)には1球団がそれぞれ1位指名を公表した。双璧の人気をなす高校生右腕の獲得交渉権を得るのは、果たしてどこの球団か。なお阪神の最終決定は、当日となる。

 甲子園を沸かせたスターが、1位指名候補として運命の一日を迎える。袖を通すユニホームがどこになっても、新たなスタートに向けて、奥川の覚悟は決まっている。

 「野球が仕事になれば責任も生まれてくるので、覚悟を決めて次のステージでも活躍できるようにがんばりたい」

 実力に疑いはない。昨年春から今夏まで4季連続で甲子園に出場。今夏は決勝で履正社に敗れて準優勝に終わったものの「いい経験になりました」と圧巻の投球を見せ続け、期待通りに大会ナンバーワン投手としての存在感を示した。さらにU18ワールドカップではカナダ戦で7回2安打1失点18奪三振を記録。先発投手としてベストナインを受賞した。

 「これからもがんばって、上のステージでも選ばれるくらいの選手になりたいです」と奥川。単にピッチングのレベルの高さだけでなく、どんな舞台であっても、期待通りに、いつもの力を発揮できるところが大きな魅力でもある。

 大船渡・佐々木との比較で、完成度の高さなどを評価するスカウトも多いが、伸びしろは十分に残されている。この日は報道陣への対応はなかったこともあり、ドラフト後にあふれる思いを明かすことになる。

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