ヤクルト・高津新監督 不運エピソード続々披露も…奥川獲りでドラフト9連敗止める

 ヤクルト・高津臣吾監督(50)は16日、競合必至の星稜・奥川恭伸投手を1位指名するドラフト会議で、球団の第1回抽選を9連敗でストップさせることを誓った。験担ぎは何もせずにくじ引きに臨むことを明かし「腹をくくっている。あとは引くだけ」と、泰然自若に構えた。

 自身の“ツキなし”ぶりを、一気に晴らす舞台でもある。「運は強い方じゃない」との言葉通り、宝くじに当たった記憶はなし。さらには「CDを買ったら中身が入ってなかった」、「高速に乗ろうとしたら、目の前で通行止めになった」と、不運なエピソードを続々と披露。ただ“運をためてきた”と考えれば、放出するタイミングにもってこいだ。

 この日は、ヤクルト本社で根岸オーナーに監督就任のあいさつを行い「『ファンが喜ぶ野球をやってください』と。いろんな人の期待を背負っている。勝つ野球を目指していかないと」と決意を新たにした指揮官。くじ引きは「右手になるんじゃないですか」。日米通算313セーブを挙げた黄金の右腕で逸材を引き当て、再建への第一歩を記す。

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