楽天・平石監督の退任が決定 2軍統括GM打診も保留

 楽天・平石洋介監督(39)が10日、仙台市内の球団事務所で石井一久GM(46)と会談し、1年契約満了での退任が決定した。球団は新設の2軍統括でのフロント入りを打診したが、平石監督は返事を保留。次期監督には三木肇2軍監督(42)の昇格が決定的で、11日にも発表される。

 「1年契約ですし、評価は人がすること。そういう世界なので」と平石監督。1年での監督交代となった理由を石井GMは、チームの課題がバントなどの精度、走塁を含めた意識改革として「長きにわたる課題に対して、よりカテゴリーに合う方に来ていただくことが大事」と明かした。

 平石監督には2軍統括のポストを用意。石井GMは「2軍で僕のようなポジションにいることで、上でどういう選手が必要なのかを用意できる」とした。

 さらに2軍統括のポストについて「以前から作りたいと思っていた。平石監督しかいないと思った」と石井GM。今季とは形を変え、チーム改革を共に取り組んでいく考えだ。

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