楽天・茂木、汚名返上!千賀撃ちV弾 好相性の相手にスタメンで結果
「パCSファーストS・第1戦、ソフトバンク3-5楽天」(5日、ヤフオクドーム)
楽天・茂木はこれまでの悔しさをすべてぶつけるようにバットを振り抜いた。同点の七回2死。カウント2-2から千賀の外寄りに来た152キロを左中間のホームランテラスに運ぶ決勝の一発だ。
「浅村さんの前に走者をと思っていた。いい投手が相手なので(狙い球を)割り切っていくしかなかった」
今季は打線をけん引してきたが、大事な終盤に古傷の右肘痛に悩まされ不調に陥った。最後はスタメンも外れ、打率3割も切った。
「終盤、ふがいない成績だった。取り返すチャンスがあるので何とかしたかった」
今季は千賀に対して打率.308の好相性でつかんだスタメン。「栄五郎(茂木)はやってもらわないといけない選手」と期待していた平石監督も目を細める活躍になった。