巨人・菅野 復帰へ順調!シート打撃登板 打者18人に64球、安打性2

 腰痛でファーム調整中の巨人・菅野智之投手(29)が4日、川崎市のジャイアンツ球場で離脱後初めてシート打撃に登板した。CSファイナルSでの復帰を目指す右腕は、先発を想定して5イニング、64球を投じた。打者18人を相手に安打性2本、1四球と順調な調整ぶりを見せた。

 菅野はこの日何も語らず、投球を見守った高田2軍監督は「(菅野は)『感じは悪くない』と言っていた。(腰を)かばっている様子もないし、8割ぐらいのところには来ていると思う」と評価した。

 宮本投手総合コーチが復帰への最後の目安としていた「ゲーム形式」での投球をクリアし、あとはエース自らが判断を下す。CSファイナルSの初戦は山口、2戦目はメルセデスの先発が濃厚で、復帰となれば3戦目以降の登板が予想される。

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